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2007年における注目すべき進展
毎年初めに、技術の商業化を評価するExplorerプログラムのアナリストたちは、Explorerプログラムで取り上げている技術に影響を及ぼす可能性のある動きや進展について会員企業に注意を喚起している。今回は、ナノ材料、携帯小型端末、再生可能エネルギー技術の3つの技術に関する見解を紹介する。
ナノ材料
* カーボンナノチューブに関する商業的関心は、基本材料の商業化から新しい構造材やナノ技術に至る事業機会を求めて引き続き高まると思われる。
* 特にアジアでは、ナノ技術に対して大きな進展と資金投下が引き続き見られるだろう。
* IPは引き続き重要で、参入企業の技術ポートフォリオは、新しい特許やライセンス契約に応じて変化することになるだろう。
* ナノ材料を使った消費者製品の数が増えるにつて、様々な団体が環境、健康、安全性の観点で材料のモニタリングを強化するように求めるだろう。
* 最初のナノ材料ベースのエネルギーの変換、ストレージに応用される商品が2007年に市場に登場するだろう。
(Explorer Program、Nanomaterials Viewpoints 2006年12月/2007年1月号より)
→【Exploreプログラム日本語紹介ページ】
携帯型小型端末
* 携帯電話へ、ハイスペックカメラ、ユーザー・フレンドリーなデジタル音楽プレイヤー、デジタルTV、ハイエンド機器の携帯型デジタル・ビデオ・レコーダー機能などの機能集約が引き続き進むだろう。
* AppleのiPhoneはApple愛好者には直ぐに受け入れられるだろう。しかし、かなり高額なため2007年中に広く受容されることはなさそうだ。
* MicrosoftとRIMは、モバイルOS市場でSymbianのシェアを侵食し続けるだろう。
* Access Linux プラットフォームは2007年には利用出来るようになるが、2008年までの採用は限定的なものになるだろう。
* 中国は携帯型機器の最高成長市場となるが、メーカーたちは既存の市場をターゲットとした機器に注力するだろう。
* WiMaxネットワークの普及は2007年にはひろがり、2Gや3Gの無線通信以外のネットワークが利用できる携帯機器への関心を刺激するだろう。
(Explorer
Program、Portable Intelligence Viewpoints 2006年12月/2007年1月号より)
→【Exploreプログラム日本語紹介ページ】
再生可能エネルギー技術
* 化石燃料の価格が少し下落し、原材料市場の逼迫が成長率を幾らか低下したとしても、世界的な再生可能エネルギー技術市場では、引き続き力強い成長と多額な投資が見込まれるだろう。
* 欧州は引き続き、再生可能エネルギーの利用を主導することになるが、議会が民主党主導になることにより、その利用に対する新しいインセンティブが、米国でも出現するだろう。中国、インドは規制を明確にし、生産性を高めてくるだろう。
* 結晶シリコンの太陽電池メーカーは、生産拡充を続け、薄膜PVメーカーは市場シェアを獲得し、新たな第3世代PV開発者は商業化に近づくだろう。
* バイオ燃料市場が成長するに伴い、セルロース・エタノール技術は開発が進むだろう。しかし、市場成長は食糧用農作物からバイオ燃料を生産することについてのサステイナビリティと倫理に関する議論を促すだろう。
* 注意を惹きつける新しい技術の中には、海洋エネルギー技術と地熱ホット・ドライ・ロック技術が含まれるだろう。
(Explorer
Program、Renewable Energy Technologies Viewpoints 2006年12月/2007年1月号より)
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