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ゲノム研究は学術研究のあり方を変えるだけでなく、医薬品・食品・化学産業における製品開発プロセスにも劇的な変化をもたらすと見込まれる。また医療現場も様変わりさせ、セキュリティ、コンピューティング、エレクトロニクスにも新たな応用の扉を開くだろう。
しかしゲノム研究機関にとっては、遺伝子を巡るビジネスが果たして成立しうるのかという点は大いに悩ましい問題だ。商業化への足取りはのろく、ビジネスチャンスの開拓を目指す研究機関は今なお長期戦の覚悟で臨まざるを得ない。進捗状況が思わしくないために、研究プロセスそのものを見直す必要も出てきた。
従来の研究機関の方針が必ずしも最善ではないとの見方が強まっており、官民双方でまったく新しい研究手法が登場してきた。例えば米国立衛生研究所はデータの標準化を重視した新しい研究・発見手法や学際的なアプローチを提唱している。レポートでは、ゲノム分野の最新の動きだけでなく、研究者らの発見を市場に導入するうえでの課題について考察する。
(10 ページ)(著者:Andrew Broderick)
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