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米国の裁判所では最近、製品購入者による著作権侵害をめぐりP2P(ピア・ツー・ピア)ソフトウェア会社の責任を認めない裁定が次々と下されている。そのおかげで技術系企業はP2Pに関して、以前より自由に身動きが取れるようになった。
同時に、VoIPから検索エンジンにいたるまで多様なP2Pアプリケーションが登場しており、P2Pに元々期待されていたことを実現するかもしれない。アンダーグラウンドのP2Pファイル共有アプリケーションが今すぐにでも消えてしまうとは考えられず、大手メディア会社にとってはこれからも悩みの種になるだろう。しかし、大容量ファイルの共有を可能にする新たなP2P技術は、エンターテイメント・コンテンツの合法的な配信という新たなパラダイムへの道しるべとなるかもしれない。
P2P技術の進歩を駆使すると同時に、メディア会社と不法ファイル共用者との間で長期化している法的な争いは、勝者なき消耗戦だという認識をうまく利用した合法的なデジタル配信の新モデルが登場する可能性がある。
(7ページ)(著者:Thomas M. McKenna) |