| 持ち歩くデバイスとして現在世界でいちばん普及しているのは、携帯電話である。携帯電話はコミュニケーションの方法をすっかり変えただけでなく、性能や用途が次第に拡がり、単なる音声通信の手段ではなくなってきた。下位の機種にまで多彩な機能が搭載される傾向には拍車がかかる一方で、なかには度肝を抜くようなしかけもある。
現在の携帯電話は他の機器との接続や通信以外の用途への対応が可能なほか、ニッチ情報にもリアルタイムでアクセスでき、日常の生活習慣や仕事のやり方まで変えている。つまりデジタル社会におけるITの典型的な機能を備えた機器になりつつあると言えるだろう。
本論は、将来の究極のモビリティを実現するものは何かということを探る手段として、企業が携帯電話に組み込もうとしているこれまでとは異なるアプリケーションや特性を検証する。
(9ページ)(著者: Martin Schwirn)
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